大前神社のご利益徹底ガイド！金運・宝くじ・縁結び

栃木県真岡市にある大前神社、気になりますよね。金運アップや宝くじ当選のご利益がすごいって有名ですし、「日本一えびす様」というのもインパクト抜群です。私自身、パワースポット巡りが好きなので、ずっと気になっていた神社の一つでした。

でも、「大前神社 ご利益」と検索してみると、宝くじや金運のほかにも、縁結びや交通安全、お守りや御朱印の情報もたくさん出てきて、実際どれがメインなの？と迷ってしまうかもしれません。

それに、宝くじ祈願の特別な作法があるのか、正しい参拝時間や電車・バスでのアクセス方法はどうなのか、具体的に知りたいですよね。

この記事では、そんな大前神社のご利益の秘密から、お守り、御朱印、参拝の基本情報まで、私が調べた情報をぎゅっとまとめてみました。ぜひ、お出かけ前の参考にしてくださいね。

• 大前神社の「二福神」によるご利益の種類
• 宝くじ当選祈願の具体的な方法
• お守りや限定御朱印の最新情報
• 正しい参拝時間とアクセス方法

大前神社のご利益を種類別に徹底解説

まずは、大前神社がなぜこれほど多くのご利益で知られているのか、その秘密から見ていきましょう。神様のことから、具体的な願い事まで、種類別に詳しく解説しますね。

金運・商売繁盛の二福神

大前神社のご利益の「核」となっているのが、ご祭神である二柱の神様です。

中心となるご祭神は、「だいこく様」（大国主大神）と、その御子神である「えびす様」（事代主大神）です 。この二柱の神様は、「二福神（にふくじん）」と呼ばれ、古くから信仰されてきました 。

私がすごいなと思うのは、この二福神の役割分担なんです。

• だいこく様（父）：国土経営や産業発展、医療など、物事を「生み出す」ことや「基盤を整える」ことの神様 。
• えびす様（子）：商売繁盛や家業繁栄、漁業など、「販売」や「流通」を司る神様 。

つまり、この親子の神様がビジネスや産業の全サイクルを守ってくれるということなんですね。これが、大前神社が「商売繁盛」や「金運」のパワースポットとされる、本質的な理由なのだと私は解釈しています。

宝くじ当選祈願「日本一えびす様」

大前神社のご利益と聞いて、多くの方が真っ先に思い浮かべるのが、やはり「宝くじ当選」ではないでしょうか 。

この金運パワーの中心となっているのが、境内社である「大前恵比寿神社」です 。ここには、高さが約20メートルもある、巨大なえびす様の御神像が鎮座しています 。

その名も「日本一えびす様」！

この「日本一」は、その物理的な大きさに由来しているそうですね 。平成元年（1989年）に建立されたそうで、まさに現代における金運のシンボル的な存在です 。

実際に、境内には宝くじやスクラッチなどに当選した方々からの「当選御礼絵馬」が本当にすごい数、奉納されています 。これを見ると、期待感が高まってしまいますよね。

関東地方で金運アップを目指すなら、ぜひチェックしておきたいスポットです。関東の金運神社についてもっと知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

宝くじ祈願の「黄金釜」とは？

「日本一えびす様」のパワーをいただくために、ぜひ実践したいのが特別な祈願方法です。

大前恵比寿神社（恵比寿殿）の正面に、「黄金釜（こがねがま）」というピカピカの釜が設置されています 。

祈願の作法はとってもユニークですよ。

1. 持参した宝くじ券を、この「黄金釜」の中に入れます 。
2. 備え付けられている「お祓い鈴」を使って、釜の中の宝くじ券を自分で（セルフサービスで）お浄めします 。
3. 心を込めて高額当選を祈願します 。

この「自分で鈴を鳴らしてお浄めする」という体験型なのが、なんだか「ご利益をしっかりチャージした！」という実感を持てそうで、すごく良いなと思います。

だいこく様と縁結びのご利益

金運パワーが注目されがちな大前神社ですが、それだけじゃないのがすごいところ。

主祭神の「だいこく様」は、神話「因幡の白兎（いなばのしろうさぎ）」で傷ついた兎を助けたエピソードから、日本を代表する「縁結びの神様」としても非常に有名なんです 。

しかも、大前神社が定義する「縁結び」は、単なる男女の恋愛成就に留まらないのがポイントです 。

良い人生を歩むために必要な、「商売」のご縁や「友人関係」のご縁など、あらゆる「良きご縁」を結んでくださるご利益があるとされています 。金運を願う経営者の方が「良い取引先とのご縁」を求めて参拝するのにもぴったりですね。

全国の縁結び神社に興味がある方は、こちらのまとめ記事も読んでみてください。

健康や病気平癒、厄除け

「因幡の白兎」の神話で兎を助けたことから、だいこく様は「医療の道」を教えた神様とも言われ、「健康の神様」としての一面も持っています 。

そのため、大前神社では健康守護、病気平癒、さらには厄除け・災難除けといった、日々の暮らしの安全を守るご利益もしっかりといただけます 。

また、境内には専門的な末社もあります。

• 足尾山神社（あしおやまじんじゃ）：足腰の健康 。昔から、わらじを奉納すると足腰が丈夫になると言い伝えられています 。
• 淡島神社・明眼神社（あわしまじんじゃ・みょうげんじんじゃ）：健康守護（※幸せ参道10社の一つ） 。

ご家族の健康や、ご自身の体調で気になるところがある方も、だいこく様にお願いしてみてはいかがでしょうか。

ライダー必見の交通安全祈願

大前神社には、ちょっとユニークなご利益もあります。それが、「二輪車（バイク）交通安全」のご利益です 。

これは、先ほどご紹介した境内末社「足尾山神社」の「足腰の健康」のご利益が、「安全な（二輪車）走行」に結びついたものだそうです 。

「足」の安全を守ってくれる神様が、バイクの「足回り」やライダー自身の安全も守ってくれる、というわけですね。このため、多くのライダーさんたちがツーリングがてら安全祈願に訪れる、知る人ぞ知るスポットになっているみたいですよ 。

大前神社のご利益を授かる参拝ガイド

ご利益の種類がわかったところで、次は実際に参拝するための実用的な情報を見ていきましょう。正しいお作法から、お守り、御朱印、アクセスまで、知っておきたい情報をまとめました。

ご利益を頂く正しい参拝方法

せっかくお参りするなら、神様に失礼のないよう、正しい作法でご挨拶したいですよね。

基本的な参拝作法  

拝殿での基本的な作法は、他の多くの神社と同じ「二礼二拍手一礼（にれいにはくしゅいちれい）」です 。心を込めてお参りしましょう。

手水舎（てみずや）の作法  

参拝前にお清めをする手水舎ですが、大前神社では現在は柄杓（ひしゃく）を撤去し、流水式に変更されています 。  

流水式の場合は、両手をすすぎ、両手で水を受けて口をすすぎ、再度両手をすすいでお清めします 。

おすすめの参拝順序  

境内には本社（大前神社）のほかに、大前恵比寿神社をはじめ多くの末社があります。正式な順序としては、まず「本社である大前神社」に参拝し、主祭神である二福神にご挨拶をします 。

その後で、「大前恵比寿神社」（金運・宝くじ）や「大物主大国魂神社」（恋愛）など、ご自身の個別の願い事に応じて、それぞれの末社にお参りするのが良いとされていますよ 。

おすすめのお守りとその種類

大前神社は、授与品（お守り・お札）の種類がとっても豊富なのも魅力です 。

中でも一番人気は、やはり「金運・開運・幸運守」（初穂料1,000円） 。雑誌などでも紹介され、実際にこのお守りを受けてから高額当選の報告があったことから、宝くじ当選を願う方に大人気だそうです 。

ほかにも、こんな特徴的なお守りがあります。

これらはほんの一部で、本当にたくさんの種類がありました 。遠方で直接参拝できない方のために、インターネット（メールまたはFAX）によるお守りやお札の郵送受付も行っているそうです 。これは本当に助かりますね。

御朱印の限定情報と値段（初穂料）

御朱印集めをされている方にも、大前神社は見逃せないスポットです。

御朱印の種類と初穂料

御朱印は、本社の「大前神社」のもののほか、「大前恵比寿神社」、そして「足尾山神社」の御朱印も拝受することができます 。  

通常の御朱印の初穂料は、各種500円です（※2017年9月改定） 。「大前神社」と「足尾山神社」の御朱印は本社の授与所、「大前恵比寿神社」の御朱印は恵比寿神社の授与所と、場所が別になっているのでご注意くださいね 。

注目の限定御朱印  

大前神社では、限定御朱印も頒布されています。

• だいこく様と兎柄 箔押し御朱印（初穂料1,000円）
  

  毎月10日と第3日曜日のみ頒布される特別な御朱印です 。だいこく様と兎がデザインされた可愛らしい御朱印で、願い事の判も押してもらえるそうですよ 。

  
  
• 新春限定御朱印
  

  お正月の時期には、その年限定の御朱印も登場します。例えば、1月は「新春初詣印」、2月は「立春大吉印」といった判が押されるようです 。

  
  

新しいオリジナル御朱印帳も！  

さらに嬉しいニュースとして、令和7年（2025年）1月から、新しいオリジナル御朱印帳の頒布が始まるそうです 。  

なんと巫女さんがデザインを考案されたそうで、境内に咲く「紅梅」と「二羽の兎」、そして桃色の「青海波（せいがいは）模様」があしらわれた、とっても素敵なデザインだとか 。サイズも大判とのことなので、これは人気が出そうですね！

御朱印巡りのコツやマナーについては、こちらの記事でも紹介しています。

参拝時間とアクセスマップ

いざ参拝！となっても、時間を間違えたら大変ですよね。大前神社の参拝時間は、目的によって異なるのでしっかり確認しておきましょう。

結論として、「境内でお参りするだけ」なら24時間いつでも可能ですが、お守りや御朱印、ご祈祷などは日中の時間帯のみ可能、ということですね。早朝の清々しい空気の中でお参りするのも気持ちよさそうです。

アクセス方法  

アクセスは、車でも公共交通機関でも便利そうです。

• 車でのアクセス
  

  北関東自動車道「真岡（もおか）IC」から約15分です 。  

  
  

  無料駐車場が複数箇所にあり、合計で約200台駐車可能とのことなので、車でも安心ですね 。

  
  
• 電車でのアクセス
  

  真岡鐵道（もおかてつどう）真岡線「北真岡駅」で下車し、そこから徒歩約15分です 。

  
  
• バスでのアクセス（宇都宮駅から）
  

  個人的に一番楽かなと思うのがバスです。

  
  

  JR宇都宮駅（西口）から出ている関東バスの「宇都宮東武～真岡営業所」方面行きに乗車し、「大前神社前」バス停で下車すれば、もう目の前です 。

  
  

【アクセスマップ】