鹿島神宮のご利益を徹底解説!関東最強パワースポット巡り
「鹿島神宮のご利益って、勝負運だけなのかな?」「初めて行くんだけど、どんな準備が必要?」そんな疑問をお持ちではありませんか。
この記事では、鹿島神宮が持つ2600年以上の歴史から、祀られているのはなんの神様か、そして勝負運だけじゃない!多彩なご利益まで、詳しく解説します。
さらに、関東最強と呼ばれるパワースポットの魅力や、鹿島神宮にまつわるスピリチュアルな話もご紹介。鹿島神宮のご利益を授かるための参拝ガイドとして、必ず見ておきたい境内の見どころや語り継がれている七不思議とは何かにも触れていきます。
JR鹿島神宮が最寄り駅からのアクセスはもちろん、東京駅からの便利なアクセス方法、気になる参拝や駐車場の料金についても網羅しました。この記事を読めば、鹿島神宮のすべてが分かり、最高の開運旅ができます。
まとめ:鹿島神宮のご利益で開運をのセクションで、あなたの旅がより素晴らしいものになるよう、要点を整理してお伝えしますね。
この記事で分かること
- 鹿島神宮の歴史や祀られている神様、具体的なご利益の種類
- 関東最強と呼ばれるパワースポットの所以と境内の見どころ
- 東京方面からのアクセス方法や駐車場の詳細な料金情報
- 鹿島神宮にまつわる七不思議やスピリチュアルな逸話
鹿島神宮のご利益とは?まずは基本情報を知ろう
- 鹿島神宮が持つ2600年以上の歴史
- 祀られているのは日本最強の武神でなんの神様?
- 勝負運だけじゃない!多彩なご利益
- 関東最強と呼ばれるパワースポット
- 鹿島神宮にまつわるスピリチュアルな話
鹿島神宮が持つ2600年以上の歴史
鹿島神宮は、日本の歴史の中でも非常に古い由緒を持つ神社です。その創建は、初代天皇である神武天皇が即位された皇紀元年(紀元前660年)と伝えられています。これは2600年以上も前のことであり、まさに神話の時代から続く祈りの場と言えるでしょう。
平安時代にまとめられた全国の神社一覧『延喜式神名帳』において、当時「神宮」と記されていたのは伊勢神宮、香取神宮、そして鹿島神宮の三社だけでした。
このことからも、鹿島神宮が古くから国家鎮護の重要な拠点として、朝廷から特別な崇敬を受けていたことがわかります。
また、中世から近世にかけては、源頼朝や徳川家康といった名だたる武将たちが戦の勝利を祈願し、実際に勝利を収めた御礼として社殿を奉納するなど、武家の信仰も篤く集めました。このように、鹿島神宮は日本の歴史の節目節目で重要な役割を果たしてきた、由緒正しい古社なのです。
豆知識:「鹿島立ち」の語源
古くは防人(さきもり)や武士が東国へ旅立つ際、道中の無事を鹿島神宮で祈願してから出発したことから、「鹿島立ち」という言葉が生まれました。これは「旅立ち」や「門出」を意味する言葉として、今でも使われています。
祀られているのは日本最強の武神でなんの神様?
鹿島神宮にお祀りされている御祭神は、武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)です。この神様は、日本神話において最強クラスの力を持つ「武神」として知られています。
武甕槌大神は、天照大御神(あまてらすおおみかみ)の命令を受け、日本の国を平定するために活躍した神様です。特に有名なのが「国譲り」の神話で、圧倒的な武勇を示して交渉を成功に導きました。このため、武道や交渉事、決断の神様として篤く信仰されています。
さらに、その神徳は多岐にわたります。
- 雷の神:雷鳴と共に現れる強力な神様とされています。
- 剣の神:神話で活躍した神剣「韴霊剣(ふつのみたまのつるぎ)」と同一視されることもあります。
- 地震を鎮める神:後述する「要石」で、地震を起こす大鯰の頭を押さえつけていると伝えられています。
- 相撲の祖:国譲りの際に力比べをした逸話から、相撲の神様としても崇められています。
このように、武甕槌大神はあらゆる障害を打ち破り、物事を良い方向へ導く非常に力強い神様なのです。
勝負運だけじゃない!多彩なご利益
鹿島神宮といえば、Jリーグの鹿島アントラーズが必勝祈願に訪れることでも知られ、「必勝祈願」や「勝負運向上」のご利益が非常に有名です。しかし、そのご利益は決してそれだけではありません。
武甕槌大神の偉大な神徳により、私たちは様々なご利益を授かることができます。
人生の転機を後押しする「決断力・行動力向上」
国譲りを成功させた交渉力や決断力から、仕事や人生における重要な局面で、正しい道を選び取る力を授けてくれると言われています。何か新しいことを始めたい時や、困難な問題を解決したい時に訪れると良いでしょう。
門出を祝う「交通安全・旅行安全」
「鹿島立ち」の語源ともなったように、旅の安全を守ってくださるご利益です。出張や旅行、転勤や引越しなど、新たな門出の際に祈願することで、道中の安全が守られます。
縁を結ぶ「縁結び・安産祈願」
鹿島神宮の御神宝である「常陸帯(ひたちおび)」は、神功皇后の安産を支えたと伝わる腹帯です。このことから、良縁を結び、子宝に恵まれ、無事な出産を迎えられるよう見守ってくださるご利益があるとされています。
鹿島神宮の主なご利益
- 勝利祈願・必勝祈願:スポーツ、受験、商談など
- 厄除け・災難除け:あらゆる災いから身を守る
- 心願成就:心からの願い事を叶える
- 交通安全・旅行安全:旅や移動の安全を守る
- 縁結び・安産祈願:良縁や子宝、安産に導く
関東最強と呼ばれるパワースポット
鹿島神宮は、関東地方でも随一の強力なエネルギーを持つパワースポットとして知られています。その理由は、この地が「すべての始まりの地」という特別な意味を持っているからです。
実は、地図上で鹿島神宮から西へ直線を引くと、皇居、明治神宮、富士山、伊勢神宮、吉野山、高千穂神社といった日本の重要な聖地が一直線上に並ぶと言われています。この光の道は「レイライン」と呼ばれ、鹿島神宮はその東の起点にあたるのです。このため、何かを新しく始める力や、物事を生み出すエネルギーに満ち溢れていると考えられています。
また、東京ドーム約15個分にも及ぶ広大な境内は、深い森に包まれています。「鹿島神宮樹叢(じゅそう)」と呼ばれるこの森には600種以上の植物が自生し、茨城県の天然記念物にも指定されています。
一歩足を踏み入れると、ひんやりとした神聖な空気に包まれ、心身ともに浄化されていくのを感じられるでしょう。特に、奥宮へと続く奥参道は、強いエネルギーが流れる場所として人気です。
鹿島神宮にまつわるスピリチュアルな話
鹿島神宮には、古くから多くの不思議な話やスピリチュアルな体験談が語り継がれています。その中でも特に有名なのが、「神様に呼ばれる人」だけが訪れることができる、というものです。
これは、人生の大きな転機や決断を迫られている時、あるいは新しいステージへ進むべきタイミングで、なぜか「鹿島神宮に行かなければ」という強い衝動に駆られる現象を指します。
特に目的がなかったのに、ふと気になって訪れたという方も少なくありません。もしあなたがこの記事を読んで強く惹かれているのなら、それは鹿島神宮の神様があなたを呼んでいるサインなのかもしれません。
注意:相性が合わないと感じることも
鹿島神宮は非常に強いエネルギーを持つため、人によってはその力に圧倒され、頭痛や気分の悪さを感じることがあるようです。もし参拝中に違和感を覚えたら、無理をせず休憩を取るようにしてください。神様との相性も大切ですので、自分の心と体の声に耳を傾けることが重要です。
また、参拝後に人生が好転したという話も多く聞かれます。例えば、不要な人間関係が整理され、本当に大切な人とのご縁が結ばれたり、仕事で大きなチャンスが舞い込んできたりといった体験です。これは、鹿島神宮の神様が、その人の人生に必要な変化をもたらしてくれるためだと言われています。

鹿島神宮のご利益を授かるための参拝ガイド
- 必ず見ておきたい境内の見どころ
- 語り継がれている七不思議とは
- JR鹿島神宮が最寄り駅
- 東京駅からの便利なアクセス方法
- 参拝や駐車場の料金について
必ず見ておきたい境内の見どころ
広大な鹿島神宮の境内には、歴史と自然が織りなす見どころが数多く点在しています。参拝の際は、ぜひ時間をかけてゆっくりと巡ってみてください。
日本三大楼門の一つ「楼門」
大鳥居をくぐり参道を進むと、鮮やかな朱塗りの楼門(ろうもん)が目に飛び込んできます。1634年に水戸徳川初代藩主・徳川頼房によって奉納されたもので、熊本の阿蘇神社、福岡の筥崎宮と並び「日本三大楼門」の一つに数えられる壮麗な門です。国の重要文化財にも指定されています。
神の使いに会える「鹿園」
奥参道を進むと左手に見えてくるのが鹿園(ろくえん)です。鹿は武甕槌大神の使い「神鹿(しんろく)」として古くから大切にされており、奈良の春日大社へ神様がお遷りになる際も、鹿の背に乗って旅をされたと伝えられています。約20頭の鹿が飼育されており、餌やり体験も可能です。
徳川家康公奉納の「奥宮」
奥参道の突き当りにあるのが奥宮(おくのみや)です。慶長10年(1605年)に関ヶ原の戦いで勝利した徳川家康が御礼として奉納したもので、現在の本殿ができるまではこちらが本宮でした。武甕槌大神の荒々しく力強い側面である「荒魂(あらみたま)」が祀られており、強力なエネルギーを感じられる場所です。
澄み切った湧水の池「御手洗池」
奥宮から坂道を下った先にあるのが、1日に40万リットル以上もの湧水がある御手洗池(みたらしいけ)です。水底が見えるほど透明度が高く、昔は参拝前にここで身を清める「禊(みそぎ)」が行われました。現在でも年始には多くの人々が参加する大寒禊が行われます。その神秘的な雰囲気は、訪れる人の心を洗い清めてくれるようです。
語り継がれている七不思議とは
鹿島神宮には、科学では解明できない不思議な伝承が「鹿島七不思議」として古くから語り継がれています。これらを知ることで、神宮の神秘性をより深く感じることができるでしょう。
不思議 | 内容 |
---|---|
要石(かなめいし) | 地震を起こす大鯰の頭を押さえている霊石。地上に見えるのは一部で、地中深くまで続いていると言われる。 |
御手洗池(みたらしいけ) | 大人が入っても子供が入っても、水深が胸の高さを超えないとされる不思議な池。 |
末無川(すえなしがわ) | 境内から流れる川が途中で地中に消え、その行方が分からないとされる川。(現在は枯渇) |
御藤の花(みふじのはな) | 藤原鎌足が植えたとされ、花の咲き具合でその年の豊凶を占ったという藤。(現在は枯失) |
海の音 | 鹿島灘の波の音が北から聞こえれば晴れ、南から聞こえれば雨になると言われる。 |
根上りの松 | 境内の松は何度伐っても切り株から芽を出し、枯れることがないという伝説。 |
松の箸 | 境内の松で作った箸は、松脂(まつやに)が出ないと言われる。 |
これらの七不思議の中でも、特に「要石」は鹿島神宮を象徴する最も重要なパワースポットです。徳川光圀(水戸黄門)が7日7晩掘らせても底に辿り着けなかったという逸話も残っており、その計り知れない力で日本の大地を守っていると信じられています。
JR鹿島神宮が最寄り駅
電車を利用して鹿島神宮へ向かう場合、JR鹿島線の「鹿島神宮駅」が最寄り駅となります。駅の改札を出ると、ロータリーの向こうに神宮へ続く商店街が見えます。
鹿島神宮駅から大鳥居までは、商店街を楽しみながら歩いて約10分ほどで到着します。平坦な道なので、散策にちょうど良い距離ですね。
ただし、鹿島線は都心部のように頻繁に電車が来るわけではありません。時間帯によっては1時間に1本程度となるため、訪問前には必ず時刻表を確認し、計画を立てておくことをおすすめします。
注意:交通系ICカードについて
鹿島臨海鉄道大洗鹿島線(水戸駅方面)から鹿島神宮駅へ向かう場合、SuicaやPASMOなどの交通系ICカードは利用できません。あらかじめ切符を購入する必要があるので注意してください。
東京駅からの便利なアクセス方法
東京方面から鹿島神宮へアクセスする場合、電車よりも高速バスが圧倒的に便利でおすすめです。
東京駅八重洲南口のバスターミナルから、鹿島神宮行きの高速バス「かしま号」が約10~20分間隔で運行されています。乗り換えなしで鹿島神宮のバス停まで行けるため、非常に手軽です。
交通手段 | 所要時間 | 料金(片道) | メリット・デメリット |
---|---|---|---|
高速バス | 約2時間 | 現金: 2,100円 IC: 1,950円 | メリット: 乗り換えなし、運行本数が多い、料金が安い デメリット: 交通渋滞による遅延の可能性 |
電車 | 約2時間30分~ | 1,980円~ | メリット: 時間が正確 デメリット: 乗り換えが2回以上必要、運行本数が少ない |
このように、時間と費用の両面から見ても、高速バスに軍配が上がります。特に大きな荷物がある場合や、乗り換えの手間を省きたい方には最適な選択肢と言えるでしょう。
参拝や駐車場の料金について
鹿島神宮の境内への入場、つまり参拝自体に料金はかかりません。無料で広大な境内を散策し、神聖な空気を感じることができます。
ただし、自動車で訪れる場合は駐車場の利用料金が必要です。鹿島神宮には複数の駐車場が用意されており、場所によって料金や営業形態が異なりますので、事前に確認しておくとスムーズです。
鹿島神宮 駐車場情報
駐車場名 | 収容台数 | 料金 | 特徴・注意点 |
---|---|---|---|
参拝者第一駐車場 | 約60台 | 普通車300円 | 大鳥居のすぐ脇にあり最も近い。満車になりやすい。 |
参拝者第二駐車場 | 約55台 | 無料 | 神社まで徒歩5分。土日祝・繁忙期は有料の場合あり。 |
鹿嶋市宮中地区駐車場 | 約150台 | 平日: 無料 土日祝: 500円 | 神社まで徒歩3分。収容台数が多くて便利。 |
御手洗池駐車場 | – | 無料 | 御手洗池側にある。本殿までは距離がある。 |
※料金や営業時間は変更される可能性があるため、お出かけ前に公式サイト等で最新情報をご確認ください。
宝物館を見学する場合は別途拝観料が必要ですが、こちらは現在、境内整備計画のため長期休館中となっています。
まとめ:鹿島神宮のご利益で開運を
この記事では、鹿島神宮の歴史からご利益、見どころ、アクセス方法までを詳しくご紹介しました。最後に、あなたの開運旅がより充実したものになるよう、大切なポイントをまとめます。
- 鹿島神宮は紀元前660年創祀と伝わる東国最古の神社の一つ
- 御祭神は日本最強の武神と称される武甕槌大神
- ご利益は必勝祈願や勝負運向上が有名
- それ以外にも厄除け、交通安全、縁結び、安産など多岐にわたる
- 鹿島神宮は日本の聖地を結ぶレイラインの起点とされる
- 「すべての始まりの地」として強力なパワースポットになっている
- 境内は東京ドーム約15個分の広大な森に包まれている
- 見どころは日本三大楼門の一つである楼門や徳川家康奉納の奥宮
- 神の使いである鹿に会える鹿園も人気のスポット
- 神秘的な湧水池である御手洗池は必見
- 地震を鎮める要石など七不思議の伝承が残る
- 電車での最寄り駅はJR鹿島神宮駅で徒歩約10分
- 東京駅からは乗り換えなしの高速バス「かしま号」が最も便利
- 参拝は無料だが駐車場は有料の場所が多い
- 人生の転機に「呼ばれる」ことがあるスピリチュアルな場所
鹿島神宮は、ただ参拝するだけでなく、その歴史や神話に触れ、広大な自然の中で心身をリフレッシュできる特別な場所です。この記事を参考に、ぜひ鹿島神宮を訪れ、その偉大なご利益を授かってみてはいかがでしょうか。
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